先日、研修会でペップトークについての講義を受けました。
ペップトークとは、簡単に説明すると同僚や部下に勇気づけのできるコミュニケーションです。
私は、社内で朝礼や会議で社員の皆様に向けて言葉で発信する機会があります。
そんな時に、短く、わかりやすく、そして、やる気の出る言葉をかけることが出来れば私自身にも、また、社員の皆様にとっても良いことではないでしょうか。
そのような、思いもあり大変興味のある内容でした。
脳は、最初に受けた言葉をイメージし、過去の経験に行動が引っ張られるそうです。
“してほしくないこと”+“否定形” の言葉はつい発していると思います。
例えば、ミスをよくする部下には
ミスをするな!!!と言うことがあるでしょう。
脳は、最初に受けた言葉をイメージし、行動しますので、また、ミスが行動として現実化されますのでミスが続きます。
ペップトークとは
“してほしくないこと”+“否定形”
ではなく
“してほしいこと”をわかりやすく伝える
ミスをよくする部下には
例えば、“力を出し切ろう”と伝えます。
思考は現実化するので、成功や実現をイメージしやすくすることによって“力を出し切る”行動が現実化するのだと思います。
講義の中で欲しい言葉への変換例が紹介されていました。
(例)
うっかりミスをするなよ!→丁寧に仕上げよう!
事故するなよ! →安全運転で!
例のように活用するには普段のコミュニケーションでの積み重ねが必要ですが、できることから実践していきたいです。
作業員一人ひとりが最高の仕事を行うために、作業員同士で連携を取り、技術を磨くように私自身も言葉の力を磨かなければと感じました。