写真は当社にあるサルスベリです。
サルスベリは漢字で「百日紅」と書く様に、
長い期間花を楽しめる樹木で昔から人気ですが、
気を付けないといけない事もあります。
その中のひとつが「うどんこ病」と呼ばれる病気にかかりやすい事です。
「うどんこ病」とは害虫の排泄物から媒介されるカビ菌の事です。
まるで「うどんの粉」がかかったかの様に、葉の一部が白くなり、
気が付くと葉全体が真っ白になっていきます。
放っておくと樹木全体へと広がり、
ひどい場合だと周囲の樹木にも被害が広がる可能性があります。
その為、早期発見と対策が必要になってきます。
・初期段階であれば被害にあった葉の部分を切り取り、廃棄すると良いです。
・被害が広がっていたとしても、その部分は剪定して取り除くのが良いと思われます。
梅雨前であれば、また葉が伸びて花をつける可能性はあります。
・殺菌剤等での薬剤散布で対策する。
樹木も人間と同じように生長したり、病気にかかったりします。
だからこそ、普段から手入れしたり、病害虫に対しての対策をしたり等、
気にかけてあげることが大切ですね。