体に吹き付ける空っ風が痛く感じるほど冬も本格的になり、最近は部屋に暖房をつけ季節の移ろいを感じながら生活するようになりました。そんな日々の中皆さんが食べる本命のものといえばなんでしょうか？鍋やおでんなどもありますが私は『みかん』だと思います。今回はみかんを少し紹介したいと思います。一般的にみかんと呼ばれているのが温州みかんといい、こたつの上で皮を剥きながら食べるイメージがあるものです。品種改良やハウス栽培によってほぼ年中見かけるほど栽培が盛んになっています。気になる美味しいみかんの見分け方ですが、皮が薄い、ヘタの軸の部分が細い、サイズが小さめのものを選んでみると美味しいものがよくあります。逆に皮がゴツゴツしていたり、軸が太く、実が大きすぎると大味になってしまうものが多いです。逆に中晩柑とよばれる年明けから収穫するような伊予柑、デコポン、八朔などの柑橘は果実が小さいと皮が分厚い分果肉が減ってしまうため、ある程度大きい方が味がのっていて美味しいと言われています。みかんは果実をつけた翌年はほとんど実をつけないほど負担がかかってしまいます。そこで収穫が終わった後は礼肥とよばれる収穫に対する感謝の意味を込めた肥料を施していきます。皆さんも今年の自分の健康に感謝し、年末は美味しいものを食べたり、ゆっくりと自分の時間を過ごして体を労ってみてはどうでしょうか？